ひみつの路地裏

心のキャンバスです

霧島レイ Lei 03+で発生するバグのような仕様についての考察

霧島レイとは

まずは霧島レイとは何ぞやというところです。

オタクの皆様はよくご存じな「沢城みゆき」さんがのボイスが収録された、オタクカーレーダーです。

 

 価格がかなりびっくりですが、ベースとなっているレーダーもユピテルの高級品な為、性能は申し分ないところ。常に女の子が声をかけてくれる代物ですが、ベースモデル同様な質素モードも搭載。

当然、この商品の目玉は「動く女の子が車の運転をサポートしてくれる」ところなんですが、今回この商品を2か月使用したところ「カーレーダーとして致命的な欠陥」があることが判明したので、ここに備忘録として残しておきます。

霧島レイの消失

さて、とても魅力的な霧島レイですが、乱暴な運転が重なるとレイが拗ねてしまい、消えてしまいます(逃亡、消失、家でなど)。

過度なスピード超過、急制動、急発進、急ハンドルなどが乱暴な運転に該当し、繰り返し行っていると、レイが地図上から消えてしまうといった仕様のようです。

これに関しては取扱説明書では一切触れておらず、最初故障かと思いました。

まぁ、ゲーム性に富んで安全運転を推奨するいい機能なのではないかと思います。

霧島レイがいなくなった!と言っている方がいましたら「きっと家出中だよ」と囁いてあげてください。

「過度なスピード超過」の基準

ここからが本題です。

勿論「乱暴な運転」を繰り返すとレイは家出してしまいます。その画面にも出くわしましたが(決して急ハンドル、急発進、急制動などをしたことはなく、乱暴な運転が検知された時にグラフィックも表示されたことが無かった)、その時はレイがいなくなるだけで、地図や警報は問題なく表示されていました。

そして、二度目に出くわしたのがコレ。

 

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なんと地図も表示されません。

ボイスで警報を言ってくれてはいますが、正直言ってカーレーダーとして使い物になりません。

ペナルティのつもりでこのような機能になっている可能性はありますが、それにしても至らん機能過ぎる。

 

乱暴な運転の覚えもなく、検知もない。一体なぜ……。

そう考えた僕の脳裏に、ひとつの可能性が過ぎりました。

 

スピード違反。

 

さて、話は変わりますが、日本国内の道路事情を鑑みれば、どんな優良ドライバーでも法定速度+10~15km/h程度で走行している場合があることを、免許を持ち普段運転している方ならわかると思います。

かくいう私も100%法定速度を守っているとは言えず、少なくとも「交通の流れを妨げない範囲で(重要)」法定速度を逸している場合があります。

これは上述のレイ停止中画面が出てから判明したことですが、レイが家出した後には随分アダルトなボイスで辛辣なアドバイスが飛び出します。

その中で「人の事バカにしてんのか?」というレベルでスピード超過についてコメントがされるんですが、なんと「法定速度60km/hの道路を数百m区間のみ70km/hで走行しても突っ込まれる」んです。

カーレーダーを付けるのはスピード違反取り締まりをいち早く発見する為です。

法定速度で走る人間にカーレーダーは必要ありませんし、たった10km/hの速度超過で毎回地図が見れなくなるようなカーレーダーが、カーレーダーとしての役割を果たしているとは到底思えません。

確かに可愛いレーダーですが、カーレーダーとしての純粋な機能を求めるのであれば、他製品の購入をおすすめします。