KENWOOD社製カーオーディオはandroid8.0以降非対応な件
KENWOODと言えばPioneerと並び、国内でも屈指の音響メーカーであることは周知の通りだと思います。
実際に自分も
「買うならKENWOODかPioneerかなぁ」
なんて漠然と思ってました。
さて、ここからが本題。
現代ではカーナビは標準装備とされている程ありふれたものですが、色々な事情(金銭とか)でカーナビが買えなかったりする人は、2DIN~1DINのカーオーディオを買うことがあると思います。
自分は金銭的な理由よりも、設置位置的にカーナビの設置を断念しましたが……。
ちなみに、自分は下記のようなカーオーディオを求めていました。
①FLAC(~96/24bit以上)対応のもの
②デジタルで読み込んだ時にダウンコンバートされないもの(※1)
③Bluetooth対応のもの
※1:carrozzeriaの機種で明確にハイレゾ対応と記載がないものについては、仮に96khz/24bitが仕様上対応していても、ダウンコンバートされます。(carrozzeriaの仕様書にも記載有。但し、KENWOODは圧送されずにそのまま再生できるとのこと。)
↑これ結構重要
で、見つけてきたのがコレ。
U340BMS ケンウッド ブルートゥース搭載1DINオーディオ U340BMS
- 出版社/メーカー: ケンウッド(KENWOOD)
- 発売日: 2018/10/15
- メディア: Automotive
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発売日は昨年秋頃。Bluetoothのバージョンが若干古いがカーオーディオは軒並みそんな感じなので迷わず購入。
これがそもそもの間違いでした。
結論から申し上げますと、この機種に限らずKENWOOD製品のカーオーディオは、
android8.0以降は認識すらしません。
厳密に言うと「KENWOOD Music Play」というアプリを使用しないと、カーオーディオと繋げない機種において、
android8.0以降は認識すらしません。
繰り返します。
android8.0以降は認識すらしません。
アプリケーションの最終更新が2015年の時点で感の良い方ならお気づきかもしれませんが、マジでandroid8.0以降には対応してないです。
ちなみにtype-Cとも相性が悪いという話もあがっている(ネット情報なので鵜呑みにはしないように)ので、androidユーザーは気を付けた方がいいです。
ちなみに、このアプリケーションがないとカーオーディオへのUSB接続は不可能なので、android8.0以降の時点で、このカーオーディオを使用してFLAC再生をするということは一切できません。代替法もありません(Bluetoothでの再生や充電のみは可)。
KENWOODサイドでどのような事情があって更新が止まっているのかはわかりませんが、カーナビ向けのアプリケーションは適宜更新が入っているようなので、android8.0以降への対応がおいついていないというのが理由とも考えられません。
ちなみに、iPhone/iPadはこのアプリケーションを挟まずとも接続ができます。
2019/6時点でandroid8.0以降の端末とカーナビ以外のKENWOOD製カーオーディオをUSB接続することは不可能なので、androidユーザーの皆さんは黙ってcarrozzeriaを買いましょう。